ドライアイの急増



私のまわり、特に若い人に「目が乾く」「目が痛い」などの症状を訴える人が多くなってきているような気がします。
目のトラブルは高齢者といったイメージがありましたが、最近ではパソコンなどOA機器の発達によって、若い人に目立つようになりました。
今やドライアイの患者や予備軍は日本人の10人に1人いるのではないかと推測されています。


こうしたドライアイや疲れ目は男女や年齢を問わずに発症し、視力の低下でけでなく集中力や注意力を低下させてしまいます。
しかし意外に体の健康には気をつかっても、目の健康に気をつかう人はあまり多くはありません。
もし明日あなたの目の前から光がなくなってしまったらどうしますか??想像しただけでゾッとするでしょう。
そうした失明を避けるためにも、もっと目の健康に関心を持って欲しいと思います。


さらにドライアイは、目のトラブルだけでなく頭痛・腰痛・肩こりなど身体症状としても現れ、慢性化すればストレスとなって体に溜まってしまいます。
ストレスは動脈硬化や高血圧、また心臓病などの引き金になってしまい、最悪の場合は命にかかわることにもなりかねません。
ドライアイを単なる目のトラブルとして考えるのではなく、そのまま放置すれば取り返しのつかないことになるということを頭に入れておきましょう。

ドライアイとは

みなさん涙の役割を知ってますか??涙は目についたほこりなどのゴミを洗い流し、角膜に酸素などを送るという大切な役割を持っています。
人間の1日に分泌される涙の量は0.5〜0.7cc、ドライアイとは涙の量が何らかの原因で減ったり、涙の質が変わって角膜に十分な栄養を送れなくなるものを言います。
ちなみに眼科的には乾性角膜結膜炎・涙液分泌減少症などと診断されることもあります。
この涙の分泌量が減ってしまうと、当然目は乾いてしまいショボショボしてきて、目の本来の働きを果たせなくなります。
そうなると目の乾きに加えて、目の充血や痛み、その他にも多くの不快感が現れてきます。


ドライアイになる人には性別や年齢は関係ないですが、その原因にはいくつかのパターンがあります。
低年齢層ではTVゲームになどを趣味にする子供や、アトピーやアレルギーがドライアイの原因に指摘されていて、若年層ではパソコンなどを長時間扱う人などに多く見られています。
高齢者では病気や老化などが大きな原因や要因としてあげられています。

眼精疲労

疲れ目とは目を必要以上につかってしまい、簡単にいうと目が疲れる(そのまま)状態のことを言います。
眼精疲労とは、その疲れ目の症状がひどいとき(例えば目の疲れが癒えない・目が疲れるのが早い)などに診断される病気です。


この疲れ目の症状をひどくさせる原因は多様で特定できないことが多いのですが、原因を大きく4つに分類させることができます。

−調整性眼精疲労−
目の筋肉疲労が原因となっており、目の焦点を合わせるときにつかう調整機能が低下して起こる疲労のこと。そのため物を見ようとしてもボンヤリとかすんで見えます。

−筋性眼精疲労−
眼球を動かす筋肉に疲労が溜まり、正しく眼球を動かせなくなるために起こる疲労のこと。これは近くの物が見づらくなったり重なって見えたりしてきます。

−症候性眼精疲労−
白内障や緑内障、また結膜炎などの目の病気のために、目にかかる負担が増えるために起こる疲労のこと。これは原因となっている目の病気の治療を受けないと治りません。

−神経性眼精疲労−
目を使いすぎて、視神経の働きが鈍くなって起こる疲労のこと。これはパソコンの光や色に視神経が刺激を受けて起こります。

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